排水基準値の改善
昨今、自然環境破壊の問題が取上げられている中、海や河川を汚し下水道本管を閉塞させてしまう原因の一つとなる油分等の放流において、行政からの水質規制が厳しくなっています。また、都道府県各地区の条例によっても異なりますが、排水基準値が不適合のまま改善されない事業者に対しての業務停止処分が下る罰則規定を設けている所もあり、基準値適合数値を維持する事が大変重要となります。
(注:水質規制対象となるのは、特定施設を設置する工場又は、事業場から公共用水域に排出される水)
ノルマルヘキサン数値の改善
排水基準値不適合でお困りの事業者様、お悩み解消します!
- 規制の主な対象となり、改善に苦労する『ノルマルヘキサン抽出物質』や『生物化学的酸素要求量(BOD)』などが排水基準の数値よりも高い(適合していない)
- 除害施設(グリストラップや油脂分離槽等)があるにもかかわらず、行政指導が入ってしまう
- 除害施設がその機能を発揮せず苦労している
- 24時間営業店舗のため、除害施設の定期清掃が困難 ・・・etc
事前調査の実施
排水基準値に適合しない原因(理由)は様々ありますので、最初にその原因を究明する必要があります。
水質検査 | 現状数値の確認 |
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採水検査 | 阻害要因(+帯電因子)混入確認 |
目視確認 | 排水のエマルジョン度合いの確認 |
濃度測定 | 食器洗浄器の洗剤投入量の確認 |
ATP検査 | ルミテスターによる洗浄度の測定 |
ワンポイントアドバイス(セルフチェック)
- 油分別処理の徹底はできていますか?
- やみくもに節水対策を導入していませんか?
- 洗剤の過剰投入(使用)をしていませんか?
- 除害施設の定期清掃はできていますか?