耐震診断とは

耐震診断の対象住宅
耐震診断をお受けできる住宅
※右記条件すべてを満たすもの
・2階建て以下
・木造在来工法の住宅(木の柱や梁などで組み立てられた一般的な工法)
・持ち家
・昭和25年~平成12年5月までに着工された住宅
 ※平成12年6月に建築基準法が改正され、耐震基準が強化されています。

診断対象外の住宅…3階建て以上、軽量鉄骨造、鉄骨造、コンクリート造、ツーバイフォー(2×4)住宅、中2階(スキップフロア)のある住宅、伝統工法、パネル工法、混構造等

耐震診断の概要
調査要員 サニックス社員(木造耐震診断資格者と調査員※1)が2人1組で実施。
※木造耐震診断資格者は、1級または2級建築士の資格を有し、一般財団法人日本建築防災協会の登録資格者講習を修了した者です。
※調査員は、社内講習を受講し、耐震診断知識を習得した社員。
所要時間 2~3時間
診断方法 一般診断法(下記参照)に基づき、壁の種類・量・配置、柱の位置、部材の劣化状況、基礎の状態を確認し、耐震性を点数で評価。
診断料 ・当社保証中のお客様 30,000円(税抜き)
・当社保証中以外のお客様 60,000円(税抜き)
※診断後、耐震改修工事をご検討される場合は、無料で耐震改修案を作成します。
※耐震改修工事をご契約いただいた場合は、工事費用から診断料分を値引きします。

一般診断法とは

一般診断法とは、仕上げ材を解体せずに調査し、一定精度を確保できる診断法です(一般財団法人 日本建築防災協会発行の「木造住宅の耐震診断と補強方法(2012年改訂版)」の一般診断法に準拠)。
家屋(基礎・床・柱・壁・屋根等)の目視および図面による調査により、大地震によって家屋が倒壊する可能性がどの程度か(地震の力に対して、家の力がどれだけあるか)を判定します。
判定結果は、上部構造評点として数値で表され、各階それぞれ2方向の評点のうち、最も低い値が採用されます。

評点 判定(震度6強~7程度の地震による倒壊の可能性)
1.5以上 ◎ 倒壊しない
1.0以上1.5未満 ◎ 一応倒壊しない
0.7以上1.0未満 △ 倒壊する可能性がある
0.7未満 × 倒壊する可能性が高い