屋根裏、床下、軒先、土中などに巣をつくることがあります。巣に近づくと、攻撃してくるので危険です。 庭木などに巣を作ることもあり、知らずに刺激を与えて被害に遭うことがあります。

人家の近くに生息し、軒下や植え込み、物置などに大小さまざまな巣を作ります。 攻撃性は小さいですが、巣に触れたり巣を壊したりすると、刺されることがあります。

ミツバチは、巣に刺激を与えたりしない限り、人を刺すことはありません。 垣根や家屋の外壁などに、ハチが群れを作ることがあります。

廃材や倒木、腐葉などの陰湿な場所に潜んでいます。夜行性で、ゴキブリ、クモなどの昆虫やミミズなどを捕食しています。 家の中に捕食する害虫が多いと、家に侵入してきたり、咬まれたりすることがあります。

梅雨明けの季節に大発生することがあります。庭の隅に積んだ枯葉や落葉など、湿ったところに群がります。家屋内に侵入し、不快害虫として知られます。

ノミは、ネコ、イヌ、ネズミなどの哺乳類に寄生し、吸血します。人にも被害が及ぶことがあり、刺されると激しい痒みを伴います。

じゅうたんや家具、食器等に発生することがあります。ダニの体や死骸、糞がアレルギー性疾患の原因にもなります。 また、チリダニなどが増えると、捕食するツメダニ類の発生原因となり、人に被害を及ぼすことがあります。

カメムシの仲間で、体形は円盤状の扁平、赤褐色をした害虫です。昼間は、寝具類など狭く暗い場所に潜み、夜間に這い出てきて、人や動物を刺し吸血します。吸血されると、個人差はありますが、強いかゆみを伴います。近年では、宿泊施設などの被害が増大しています。

アリは、餌を求めて建物内に侵入してくるため、不快感を与えます。また、砂糖やお菓子などに集まったりして、食品害虫になることもあります。 イエヒメアリのような屋内性の種類もあり、人を刺すことがあります。

家の身近な場所にクモの巣を張り不快な思いをしますが、多くは害虫を捕食し、益虫に分類されます。 攻撃性はなく、素手で触らなければ、咬まれることはありません。 しかし、近年拡大しているセアカゴケグモは、人に被害を与える種類として危険です。

住宅の庭や畑など至るところに生息し、湿ったところを好みます。時に台所や室内に侵入して這い回り、不快感を与えます。

庭木を害虫から守る駆除消毒も行っています。樹木害虫の主なものに、アメリカシロヒトリや、ドクガなど毒針毛をもつ種類がいます。